ボーナス商戦好調 家電製品・格安ツアーなど
夏のボーナス商戦が書き入れ時を迎えている。旅行会社では7日以上の長期の海外ツアーが人気で、国内旅行の予約の出足も順調。家電量販店では20万円以上する薄型大画面テレビが売り上げを伸ばす。売り場の担当者らは「商品選びには慎重だが、消費者の財布のひもは少しずつ緩んできた」と期待をかける。
近畿日本ツーリスト神戸支店(神戸市中央区)では、七-九月の旅行予約件数が国内で前年同期の約30%、海外で約10%増加した。スイスなどを長期間訪れるツアーが好調だ。同社全体でも、六日間で約二十-三十三万円のロシア旅行が前年比80%増の売れ行き。
「日ごろ節約している分、休みは豪華に-と考える人が多い。百万円近い商品を予約する中高年の夫婦がいる」と同支店。一方で「格安の家族向けプランもほぼ完売。二極化が進んでいる」。
JTBも、西日本で七-九月出発の旅行予約件数が前年の約10%増。あまりツアーが設定されないクロアチアで九日間約三十二万-約四十五万円の商品を発売したが、売り切れ目前という。
神戸市中央区の海外旅行代理店も七-九月の予約は前年比20%増。中でも欧州方面は25%の伸びで、「テロや災害などの影響で落ち込んでいた客足が戻ってきた」とほくほく顔だ。
家電量販店はテレビやエアコンなど高額品をPR。せいでん神戸三宮本店(神戸市中央区)では二十-三十万円の37インチの大型テレビが、前年より約30%多く売れている。二台目として20-26インチも伸びている。
金融機関では投資信託や定期預金などの金融商品を売り込むが、懸賞金付き定期を扱う尼崎信用金庫(尼崎市)は「ボーナスで預け入れが急増、という感じではない」。
金利上昇をにらみ、銀行の窓口では住宅ローンの繰り上げ返済相談も目立つ。投信や預金より、まずローン負担を減らす方が効果的と考える消費者も多いようだ。
(神戸新聞 より)
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